第40回CAPS研究会 2/27 伊藤友一 先生 (慶応義塾大学)

講演者:伊藤友一 先生(慶應義塾大学)

日 時: 2020年2月27日(木)15:00~16:30
場 所: 関西学院大学 F号館104教室

タイトル:思考の生起に関わる認知処理-注意,記憶,身体の観点から-

人間の思考は,過去の想起であったり,未来の想像であったり,ポジティブなことであったり,ネガティブなことであったり,意図的に生起したものであったり,無意図的に生起したものであったり,様々な方向性や特徴を有している。本発表では,そうした思考,あるいはその方向性がどのようにして生起しているのか,その背景にあるプロセスについて,注意や記憶,身体活動の観点から,話題提供者がこれまでに行った研究を交えて紹介する。また,記憶や感情研究の文脈では,退屈 (boredom) や好奇心 (curiosity) という概念が近年注目されている。これらは,記憶・感情のみならず,注意や身体状態とも深く関わりのある心的状態であり,思考の生起プロセスにおける鍵を握っている可能性がある。そこで,話題提供者のこれまでの研究に絡めて,退屈・好奇心と思考の関係や今後の研究の展開可能性についても議論したい。

◯参加に際し、文学部・総合心理科学、文学研究科・総合心理科学専攻の方の事前連絡は必要ありません。
それ以外の方は、教室変更時などのお知らせのため、石井(ddm81097[at]kwansei.ac.jp)まで、ご一報いただきますと幸いです(必須ではありません)。