第28回CAPS研究会 7/12 木村健太先生(産業技術総合研究所)

講演者: 木村 健太 先生(産業技術総合研究所)
日 時: 2018年7月12日(木) 16:50~18:20
場 所: 関西学院大学上ケ原キャンパス F号館305号教室

タイトル:それは誰の責任か?-集団行動における行動モニタリング-

要旨:
私たちは、友人とご飯を食べに行くことや会社で与えられた作業をこなすことまで、日常的に集団の一員として行動します。このような社会的状況においては、他の集団メンバーとの相互作用により私たち個人の選択や行動は必ずしも直接的に集団行動へ反映されるわけではありません。たとえば、自分の意見とは異なる意見が集団の意見として採択された場合には、私たちは自分の意図に反した行動を取らなければいけません。このような状況において、私たちは自分、そして集団の行動をどのように監視、評価しているのでしょうか。
本研究会では、集団行動時の行動モニタリングに焦点を当てた一連の研究結果を報告します。報告の中では、集団意思決定や集団で協力する文脈といったさまざまな種類の集団行動がどのように行動モニタリングに影響を及ぼすのかを議論します。加えて、集団行動における他者との意見の相違の評価について検討した研究例も報告します。最終的には一連の研究結果をまとめ、集団行動における行動モニタリングの変容をもたらす心理生物学的メカニズムについて議論できればと思います。

◯参加に際し、文学部・総合心理科学、文学研究科・総合心理科学専攻の方の事前連絡は必要ありません。
それ以外の方は、教室変更時などのお知らせのため、真田(msanada[at]kwansei.ac.jp)まで、ご一報いただきますと幸いです(必須ではありません)。